人口・世帯数の増減や現況が確認可能に
株式会社ファーストロジック(以下、ファーストロジック)は22日、同社が提供する不動産投資プラットフォーム「楽待」の独自機能である「賃貸経営マップ」Web版において、人口や世帯数が分かる新機能を追加したことを発表した。
「賃貸経営マップ」は、地図上で路線価を検索し、そのエリアにある物件の積算価格を算定・確認するなど、賃貸経営に役立つ多様な情報を分かりやすくマップで確認できるもの。これまでは「路線価」のほか「公示・基準地価」、「洪水ハザードマップ」、「空室率」の項目を選択して利用することができた。
今回、新たに「人口・世帯数」の項目が追加され、気になるエリアの人口と世帯数を、都道府県単位や市町村単位で確認可能となった。
調べたいエリアをクリックすれば、単純な数値データだけでなく、1995年~2020年の人口及び世帯数と、5年ごとの増減比を表示させることができ、そのエリアの人の動きを簡単にチェックできるとされる。
少子高齢化の進行や再開発など、人口減少が避けられない日本において、人口と世帯数の変化は、街のもつ価値、今後の賃貸需要を予測する上できわめて重要なデータになると考えられる。
ファーストロジックでは、この機能を活用して人口・世帯数の推移を確認し、賃貸需要がなくならないかどうかチェックするなど、不動産投資の迅速かつ的確な判断に役立ててほしいとしている。
今後は「土砂災害ハザードマップ」にも対応予定
さらに、近年の豪雨被害など異常気象の影響とみられる災害発生が増加していることを受け、投資面でもそれらのリスクを的確に評価することが必要となっているため、今後「土砂災害ハザードマップ」が確認できる機能なども追加予定とした。
現時点で対応している「洪水ハザードマップ」に加え、新たな情報として利用可能になるとみられる。
なお、今回追加された「人口・世帯数」が分かる新機能は、Web版限定での提供となっているが、今後はアプリ版もアップデートし、対応させる予定ともされている。
株式会社ファーストロジック プレスリリース
https://www.firstlogic.co.jp/20230722/