電力使用データ・ベッドデバイス・Wi-Fiを活用
2023年9月21日、株式会社ビーマップ(以下、ビーマップ)は、電力使用データ・ベッドデバイス・Wi-Fiの3つを活用した「見守りサービス」の提供開始を発表した。
提供される電力使用データおよび設置したセンサーが見守る仕組みとなっており、提供は2023年10月以降に順次開始する予定だ。
大掛かりな工事は不要
65歳以上の高齢者の一人暮らしが増加の一途をたどり孤独死が社会問題となる中、ビーマップはこれまで培ってきたネットワーク関連技術と新たに導入したセンサー技術を活用した3つの「見守りサービス」の提供を開始する。
「電力使用データ活用の見守りサービス」は、契約者本人から同意を得た上で電力データの提供を受け、普段と異なる電力使用状態を検出した場合に異常を通知する。
「ベッドデバイス活用の見守りサービス」は、厚さ8ミリの小型センサー機器をベッドの脚元に1つ敷き、心拍数・呼吸数・離床状態・睡眠状態などのバイタルデータ計測を行う。
「Wi-Fiを活用した見守りサービス」は、部屋に設置した2つのセンサーにより、室内のWi-Fi電波の変化からAIエンジンにより何を意味しているかを判定し、室内の任意のエリアにおける人の動きの有無や在・不在確認が可能となる。
いずれも大掛かりな工事を必要とせず、シニアや単身者の安否確認や健康管理を安価かつ迅速に実現することにより、ビーマップは単身高齢者が賃貸住宅の契約をしづらいなどの住宅関連の課題解消に貢献するとしている。
(画像はプレスリリースより)
株式会社ビーマップのプレスリリース
https://www.bemap.co.jp/library_file/cms_file/23092101104.pdf