「人形町」駅~「北千住」駅の中古マンション価格
東京カンテイは10月3日、「駅別中古マンション価格/東京メトロ日比谷線(2)」を発表した。
同社のデータベースに2023年2月~4月までに登録された、ファミリータイプの中古マンションの売り希望価格をもとに、平均坪単価を算出したデータである。
今回掲載された中古マンション価格は、東京メトロ日比谷線のうち「人形町」駅~「北千住」駅間のデータである(「飯田橋」駅~「赤羽岩淵」駅間の価格は、9月26日発表された)。
「入谷」駅以北のエリアは緩やかに価格上昇を継続
「人形町」駅~「北千住」駅間において中古マンション価格が最高値となったのは、秋葉原の426万円だった。
「人形町」駅は前期から7.1%上昇し393万円となっている。掲載区間では前期から上昇率が縮小した駅が目立つなか、上昇率が拡大した。平均築年数は20年台半ばで推移している。
「入谷」駅以北のエリアは、前期に引き続き上昇率の縮小が目立つものの上昇が継続しており、事例数も増加した。築浅化が進んだ「入谷」駅は前期比で4.1%に上昇し、この2年間では53万円上昇している。
南千住は前期比で2%の上昇となった。平均築年数は20年を下回るなど、同路線内では築浅の物件が目立つ。
なお、東京メトロ日比谷線全体(「中目黒」駅~「北千住」駅)の平均坪単価は、414万円だった。前年比で5.5%上昇している。
(画像はプレスリリースより)
駅別中古マンション価格/東京メトロ日比谷線(2)- 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/wayside_station/1236