カーディフ生命が生活・住まいに関する意識調査
カーディフ生命は12月6日、「第5回 生活価値観・住まいに関する意識調査」の結果を発表した。
新型コロナウイルス感染症の5類移行が人々の行動を活発化させた一方で、長引く物価上昇が暮らしに影響を及ぼしている。このような状況下での人々の意識、行動、価値観について調査した。調査対象は全国の20~59歳の男女2,000名、調査期間は9月15~19日。
生活不安1位は「物価高」
調査結果によると、現在感じている生活不安は「物価高」(86%)が最多だった。次いで「老後資金」(83%)、「自然災害」(75%)と続いた。
特に「物価高」に対する不安は、全世代において「老後資金」を超えてトップとなっている。
マネー行動ではNISA利用者が増加
日頃のマネー行動については、「買い物でポイントをためることを意識している(ポイ活など)」(50%)が最も多かった。
次いで「キャッシュレス決済を利用」(49%)、「インターネットバンキングを利用」(34%)と続いた。
また、「NISA・つみたてNISAでの資産運用」(23%)は約実施しており、本調査を開始した2019年(9%)に比べると14.6ポイント増加している。
一方で、全体の16%が「資産運用への意欲はあるが未着手」であると回答している。理由は「投資の知識がない」(54%)、「投資に使うお金がない」(45%)、「損をしそうで怖い」(41%)、「やり方がわからない」(41%)などとなっている。
住宅購入の不安は「住宅ローン返済」
住宅購入に関しては、「買う派」が67.1%、「借りる派」は33.0%という結果になった。
購入希望理由のトップは「自分の家を持ちたいから」(56%)。物価高や住宅価格の高騰が続く中でも、マイホームへの憧れが強いことがうかがえる。
一方で、住宅購入に関する不安では「住宅ローン返済への不安」(47%)がトップ。特に20代(55%)と30代(58%)は、全体の半数以上が住宅ローン返済に不安を感じていることがわかった。
(画像はプレスリリースより)
カーディフ生命のプレスリリース
https://life.cardif.co.jp/-/release231206