プロに聞く!失敗しない貸店舗選びのポイント
アットホームは12月6日、「不動産のプロが選ぶ!『貸店舗を選ぶ際にチェックするべきポイント』ランキング」を発表した。
貸店舗(飲食店・飲食店以外)を仲介したことがある全国のアットホーム加盟店を対象に、9月6日~9月13日に実施した。有効回答数は飲食店の仲介経験がある加盟店が511サンプル、飲食店以外を仲介したことがある加盟店が593サンプルだった。
飲食店は通行人の目に付きやすいことが最重要
飲食店用の貸店舗を借りる人が確認すべき条件のトップ3は、以下の通りだった。
1位は「通行人の目につきやすいか」(62.4%)、2位は「所在階(1階か2階以上か)」(61.8%)、3位は「利用時間(夜間利用の制限)」(57.9%)。
飲食店舗の場合は大通りの路面店舗であるかを一番に気にされます。もちろん家賃とロケーションも重視される方は多かったです
(プレスリリースより)
などの意見がみられた。
確認するべき仕様・設備については、1位が「スケルトンか居抜きか」(68.9%)。2位が「水道・排水」(68.3%)、3位が「電気・動力」(64.0%)となっている。
前入居者が使用していた設備などの残置物がない「スケルトン」は、理想の店づくりを一から手掛けたい人に向いている。一方、「居抜き」は前入居者が残した設備を引き継ぐ形になるため、コスト削減とスピーディーに開店できる点がメリットだ。
飲食店以外でも入店しやすさや目立つ位置が重要
飲食店以外の貸店舗を借りる人が確認すべき条件のトップ3は、以下の通りである。
1位は、「所在階(1階か2階以上か)」(61.7%)。2位は、「通行人の目につきやすいか」(57.2%)、3位は、「禁止事項」(55.5%)。飲食店とほぼ同様の結果となっており、「目立ちやすく、入店しやすいこと」を重視する不動産のプロが多い。
確認するべき仕様・設備については、1位が「スケルトンか居抜きか」(65.6%)。2位は、「建物外部への看板等設置の可否」(61.9%)。3位は、「駐車場の有無・台数」(57.8%)だった。
1位は、飲食店と同様の結果になった。店舗のイメージやコンセプトに関わるため、確認するべきポイントといえる。
2位についても、営業活動をアピールする手段に関わる事柄なので確認しておく必要がある。
(画像はプレスリリースより)
アットホーム株式会社のプレスリリース
https://athome-inc.jp/