12月度の中古マンション市場動向を発表
東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は1月12日、2023年12月度の「月例マーケットウォッチ」を発表した。
これによると、12月の首都圏における中古マンション市場動向は以下の通りだった。
まず、マンションの成約件数は、前年同月比3.7%増の2,941件だった。7か月連続で前年同月を上回っている。
成約平米単価は同7.0%上昇の74万8,200円、成約価格は同9.1%上昇の4,784万円となった。成約平米単価は2020年5月から44か月連続、2020年6月から成約価格は43か月連続で上昇している。
東京都区部の中古マンション価格は44か月連続上昇
首都圏の地域別の中古マンション成約平米単価は、以下の通りである。
東京都区部は、前年同月比6.2%上昇の108万1,300円。44か月連続で上昇している。
東京都多摩は、同1.4%上昇の50万6,900円。6か月連続の上昇となった。
埼玉県は、同14.5%上昇の44万7,700円となり、再び上昇トレンドに転じた。
千葉県は、同1.6%下落し、36万6,200円。40か月の連続上昇がストップした。
横浜・川崎市は、同7.4%上昇の62万6,700円だった。6か月連続で上昇している。
神奈川県他は、同8.6%上昇の45万7,100円となった。3か月連続の上昇である。
(画像は「月例速報MarketWatchサマリーレポート(2023年12月度)」より)
月例速報MarketWatchサマリーレポート(2023年12月度)-公益財団法人東日本不動産流通機構
http://www.reins.or.jp/pdf/trend/mw/mw_202312_summary.pdf