「LIFULL HOME’Sプライスマップ」のデータを活用
2024年1月24日、株式会社LIFULL(以下、LIFULL)は、一都三県のエリア別で中古マンションの価格上昇率をランキング化したデータを発表した。
同社が運営する住宅・不動産ポータルサイト「LIFULL HOME’S(ライフルホームズ)」において提供している、マンションの参考価格を地図上で一覧できるサービス「LIFULL HOME’Sプライスマップ」のデータを活用したものだ。
東京都の5年間の上昇率トップは「中央区」
東京都の市区町村において、中古マンションの価格が5年前と比較して最も上昇したエリアのトップは「中央区」で、上昇率は29.7%だった。2位以下は「青梅市(27.5%)」「小平市(27.3%)」「多摩市(26.9%)」「八王子(26.6%)」と、郊外エリアがランクインした。
神奈川県の5年間の上昇率トップ3は「三浦市(49.7%)」「逗子市(48.3%)」「伊勢原市(33.6%)」、千葉県は「四街道市(130.8%)」「白井市」「館山市」、埼玉県は「桶川市」「北足立郡伊奈町」「八潮市」という結果だった。
いずれの県も県庁所在地の区はトップ3に入らず、郊外エリアが多くランクインする結果だった。
このような郊外エリアの価格上昇についてLIFULLは、コロナ禍に伴うリモートワークの普及などが影響しているが、郊外の中でも都心や市街地中心部へのアクセスの良さなどによって価格変動率にバラツキがあると分析している。
(画像はプレスリリースより)
株式会社LIFULLのプレスリリース
https://lifull.com/news/30764/