「楽待」に新規掲載された全国の物件を対象に調査
2024年1月16日、株式会社ファーストロジック(以下、ファーストロジック)は、同社が運営する不動産投資プラットフォーム「楽待」において実施した2023年10~12月期の投資用不動産市場調査の結果を公表した。
2023年10月1日から12月31日の期間において、「楽待」に新規掲載された全国の物件を対象に調査したもので。
区分マンション価格は初めて1900万円台突破
区分マンションの価格は1915万円で、2四半期連続上昇となった。これは集計を開始した2012年以来の過去最高額で、初めて1900万円台を超えた。
区分マンションの都道府県別平均価格は、沖縄県が3100万円で最高値を記録し2位の東京都(2740万円)を上回った。沖縄県の区分マンションにおいて最も高かったのは、約1億5000万円の新築リゾートマンションだった。
前四半期は下落した一棟アパートの価格は、67万円プラスの7444万円で再び上昇に転じている。
一棟マンションの価格は、前四半期から168万円マイナスの2億745万円で2四半期連続のマイナスとなったが、引き続き2億円台の高値をキープしている。
ファーストロジックでは、近年の不動産価格高騰の背景についてマイナス金利・円安・建築費の上昇をあげているが、いわゆる「建設業における2024年問題」により、さらなる建築費高騰の可能性を指摘している。
(画像はプレスリリースより)
株式会社ファーストロジックのプレスリリース
https://www.firstlogic.co.jp/20240116/