賃貸物件からの退去経験者が間違えがちな項目
2024年1月18日、不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME’S(ライフルホームズ)」を運営する株式会社LIFULLは、「退去費用は入居者負担?間違えがち項目ランキング」の結果を公表した。
5年以内に賃貸物件からの退去・引っ越しをした経験がある1,075人を対象にアンケート調査を行い、退去時における原状回復の認識について間違いが多かったものをランキング化したものだ。
退去費用に納得がいかなかった人が過半数
賃貸物件の退去費用について納得はいったかについて聞いた質問に対し、「納得がいった」と答えた人は38.1%にとどまり、「納得がいかなかった」という人は合計で51.6%だった。
入居者(借主)が退去時に義務がある「原状回復」について、国土交通省がトラブルを未然に防ぐことを目的にガイドラインを作成しているが、正解の「故意や不注意によってできた汚れ・傷について元に戻すこと」と回答した人は42.7%で、「借りた当初の状態に戻すこと(48.2%)」よりも下回った。
入居者が負担しなくて良い費用の間違えがちな項目のトップ3は、「ポスター等を貼ったことによる画びょうやピンの穴」「家具を設置してできた床やカーペットのへこみや跡」「冷蔵庫設置による壁焼け」という結果となった。
逆に入居者が負担しなければならない費用の間違えがちな項目のトップ3は、「専用庭の雑草処理」「雨の吹き込みによる床の色落ち」「(物件構造に起因しない)結露によるカビ・シミ」だった。
(画像はプレスリリースより)
株式会社LIFULLのプレスリリース
https://lifull.com/news/30572/