素早い対応で顧客ニーズに合った取引を支援
住宅・不動産営業領域のDX支援を推進するhomie株式会社(以下、homie)は22日、2024年3月に「HOTLEAD売却」を正式にリリースすると発表した。
売却一括査定の迅速対応のほか、買う・売る・借りる・建てるといった住まい領域すべてにおける顧客への反響初期対応をカバーするものとなる。
物件の売却査定では、複数社に同時で査定依頼を行う一括査定が主流になっているため、反響対応スピードが鍵を握ることも少なくない。そこでhomieでは「HOTLEAD」が提供する反響後90秒以内の架電という特長と親和性が高いと考え、昨年4月から一部企業でのトライアルを進めてきていた。
このほど約1年間のトライアルを経て、充実したサービス体制整備が完了したことから、正式リリースを決めたという。
人とテクノロジーで無理なく迅速対応
「HOTLEAD」は、不動産物件に対し、ホームページや各種ポータルサイトを通じて入った問い合わせに対し、人とテクノロジーの掛け合わせでスムーズな初期対応を行うべく開発されたサービス。
とくに反響初期対応に特化した独自のシステムと、反響初期対応のプロフェッショナルである「HOTLEADコンシェルジュ」が対応することにより、アポイント率の向上や最大化を実現させる。
「HOTLEAD」が初期対応を担うことで、時間外の顧客対応業務などが削減され、業者にとって労働環境の改善につながるメリットもある。SMSでの対応を含めれば、24時間365日反響に対する初期対応がシステムで可能になるという。
また「HOTLEAD」の初期対応で得られた属性情報や検討フェーズなど、細かな顧客特性を起点に、それぞれ適切な営業担当者を選定したり、事前準備を行ったりすることが可能となるため、初回接客から顧客体験の質を最適化でき、成約に結びつけやすくなると考えられている。
反響から90秒以内の初期架電と、過去の大量な追客データを活かしたデータドリブンなオペレーションで高い通電率を実現することも確認されている。
オペレーターの優れたコミュニケーションで詳細な顧客情報をヒアリングし、アポイントを取得したのち、システムで報告する仕組みもある。
homieによると、現在はアポイント送客後の面談実施率や成約率は、業者ごとや営業担当ごとに大きな差があることが判明しているという。これは担当者と顧客との相性や、商談の進め方によると考えられる。
よってhomieでは、導入顧客と情報の有効活用を進め、顧客体験の質向上や、最適な営業体制・フローの構築支援を実施するとともに、日々の顧客対応実績から得られる知見を活かしながら、住宅・不動産業界全般での体験の質を改善させられるよう事業を進めていくとした。
homie株式会社 プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000073886.html