中古マンション価格状況を示す天気図を発表
東京カンテイは4月30日、2024年3月度の「中古マンション価格天気図」を発表した。
中古マンション価格天気図は、ファミリータイプの中古マンションの価格動向を「天気マーク」で示したものである。価格が上昇傾向であれば「晴」、やや上昇傾向であれば「薄日」、足踏み状態であれば「曇」、やや下落傾向であれば「小雨」、下落傾向であれば「雨」の天気マークで表示される。
価格上昇地域が減少し、横ばいが増加
3月度は「晴」が8地域で変わらず、「雨」は3地域から4地域へ増加、「曇」は10地域から13地域へと増加した。「小雨」は8地域から7地域に減少し、「薄日」は18地域から15地域に減少している。
天候が改善した地域数は12地域から5地域に減少し、横ばいは24地域から33地域に増加、悪化は11地域から9地域に減少となった。
中古マンション価格は全国的に下落傾向
3月の中古マンション価格は、全国的に下落傾向に戻った。47都道府県のうち前月比で価格が下落した地域数は、22地域から26地域に増加している。
地方主要4道県では北海道が「曇」、宮城県が「雨」で変わらず。市別では仙台市と広島市は前月比で下落したが、福岡市は上昇に転じた。
(画像はプレスリリースより)
株式会社東京カンテイのプレスリリース
https://www.kantei.ne.jp/report/WR202403.pdf