首都圏中古マンション価格4000万円台を堅持
東京カンテイは5月24日、2021年4月における「三大都市圏・主要都市別/中古マンション70平米価格月別推移」を発表した。
三大都市圏における中古マンションの価格を70平米に換算し、月別の推移としてまとめたデータである。
発表によると首都圏の70平米平均価格は、前月から横ばいの4019万円。連続上昇は7か月でストップしたものの、依然として4000万円台を維持している。
都県別の平均価格は、以下の通りである。
東京都が、前月比1.6%上昇の5167万円。10か月連続での上昇となった。神奈川県は同0.2%上昇の、2,986万円。
埼玉県は同1.3%下落し、2,437万円。千葉県も同0.3%の下落となり、2,206万円だった。いずれも築古事例が増加した影響もあって下落に転じたものの、前年同月比では大幅に上昇している。
近畿圏は6か月連続で価格が上昇
近畿圏の70平米平均価格は、前月比0.7%上昇の2,556万円。6か月連続での上昇となった。
大阪府が同0.5%上昇の2,734万円と、3か月連続の上昇。兵庫県では1.0%の上昇2,253万円となり、昨年10月以降は上昇傾向が続いている。
中部圏の70平米平均価格は、同1.6%上昇の2,035万円。愛知県は同1.2%上昇の2,162万円となり、6か月連続で上昇している。
(画像はプレスリリースより)
株式会社東京カンテイのプレスリリース
https://www.kantei.ne.jp/report/c202104.pdf