4月中古マンション平均価格は3116万円
不動産流通推進センターは5月14日、2021年4月の「指定流通機構の物件動向」を発表した。全国の指定流通機構(レインズ)における取り引きのうち、中古住宅に関するデータをまとめたものである。
物件動向によると、2020年4月における中古マンションの成約価格は、前年同月比22.66%上昇の3116万円。成約平米単価も同21.72%上昇し、共に11か月連続でプラスとなった。
専有面積は同比0.76%増の67.54平米。微増ながらも2か月連続で前年同月を上回っている。
築年数は同4.21年減の23.31年。8か月ぶりにマイナスに転じた。
約物件数は同78.52%上昇の6366件。2か月連続のプラスとなった。
首都圏の中古マンション価格は3852万円
三大都市圏の中古マンションの動向は以下の通りである。
首都圏は、成約価格が前年同月比19.29%上昇の3852万円。成約件数は同112.07%増の3357件。
中部圏は、成約価格が同13.65%上昇の2256万円。成約件数は同72.56%増の459件。
近畿圏は、成約価格が同14.76%上昇の2536万円。成約件数は同52.90%増の1422件。
(画像は「指定流通機構の物件動向(令和3年4月)」より)
指定流通機構の物件動向(令和3年4月)-公益財団法人 不動産流通推進センター
https://www.retpc.jp/