集計は、2021年4月から6月までに実施
株式会社東京カンテイは、2021年9月21日、都営地下鉄大江戸線・東新宿駅~汐留駅間の駅別中古マンション価格を発表した。
ここでの「価格」は、同社のデータベースに登録された中古マンション(ファミリータイプ)の売り希望価格をもとに、駅エリアごとの平均坪単価として算出されたもの。現状価格の集計は、2021年4月から6月までの3ヵ月間に実施されている。
牛込柳町駅、21.9%もの大幅な上昇を果たす
今回の発表によると、都営地下鉄大江戸線の東新宿駅~汐留駅間において中古マンション価格が最高値を示したのは、607万円の汐留駅だった。同駅エリアは、前年比で8.4%のプラスをマーク。同区間での首位を守ると共に、価格が600万円台の大台に乗る上昇ぶりを示している。
同区間では今期、全ての駅において中古マンション価格が前年値を上回った。両国駅/森下駅/月島駅/勝どき駅は、いずれも10%台の上昇を達成。また、前年は2.8%マイナスであった牛込柳町駅は、築浅物件の取引増加が影響して21.9%もの大幅な上昇を果たしている。
本郷三丁目駅、築古化が進むも価格は上昇
同区間の本郷三丁目駅では今期、平均築年数の築古化が進んだ。しかし、子育て世帯からの人気も影響し、平均坪単価は3.1%の上昇を達成している。
なお、都営地下鉄大江戸線全線(光が丘駅~新宿駅〈放射部〉/新宿駅~都庁前駅〈環状部〉)における今期の平均坪単価は、376万円となった。前年と比較すると、価格で28万円、割合で8.1%の上昇となっている。
(画像はプレスリリースより)
駅別中古マンション価格/都営地下鉄大江戸線1 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/wayside_station/939