「貸家」の着工戸数が前年比4.4%減
東京都は9月6日、2021年7月における「新設住宅着工統計」を発表した。
統計によると、7月に都内で新設された住宅着工戸数は1万1,558戸だった。前年同月比5.9%増となり、7か月連続で増加している。
利用関係別でみると「持ち家」の着工戸数が、前年同月比3.4%増の1,476戸。8か月連続での増加となった。
「貸家」の着工戸数は、前年同月比4.4%減の5,469戸だった。2か月連続で減少している。
「分譲住宅」の着工戸数は、前年同月比22.7%増の4,599戸となり2か月振りの増加となった。分譲住宅の内訳をみると、「マンション」が前年同月比42.8%増の3,118戸で、5か月連続の増加。「一戸建て」は前年同月比4.0%減の1,451戸で、こちらは13か月連続で減少している。
都心3区は3か月振り、都心10区は4か月振りの減少
地域別の住宅着工戸数をみると、「都心3区(千代田区・中央区・港区)」は、前年同月比38.0%減の279戸。3か月振りの減少となった。
「都心10区(千代田区・中央区・港区・新宿区・文京区・台東区・墨田区・江東区・渋谷区・豊島区)」は、前年同月比11.1%減の2,617戸。こちらも4か月振りの減少となった。
「23区」全体は、前年同月比9.1%増の9,599戸。6か月連続で増加している。
「市部」は、前年同月比7.1%減の1,937戸。2か月連続の減少となった。
東京都の報道発表資料
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