首都圏の中古一戸建て価格、2か月連続で下落
東京カンテイは10月7日、2021年9月における「主要都市圏・主要都市別/中古木造一戸建て住宅平均価格 月別推移」を発表した。
これによると首都圏の中古木造一戸建て住宅の平均価格は、前月比6.1%下落の3,159万円。2か月連続で下落している。
都県別の平均価格は次の通りである。
東京都は、前月比8.9%下落の4,684万円。こちらも2か月連続の下落となった。
神奈川県は、前月比2.1%上昇の3,508万円。前月の下落から上昇へと反転した。
千葉県は、前月比9.0%下落の2,359万円。前月の上昇から大幅な下落となった。
埼玉県は、前月比2.5%下落の2,519万円。3か月ぶりに下落へと転じた。
福岡県は前月比マイナス12.4%の2ケタ下落
近畿圏の中古木造一戸建て住宅の平均価格は、前月比0.1%上昇の2,587万円。反転上昇となった。
主要府県別の平均価格は以下の通りである。
大阪府は、前月比3.3%下落の2,751万円。4か月ぶりの下落となった。
兵庫県は、前月比0.5%上昇の2,634万円。2か月連続で上昇している。
京都府は、前月比0.2%下落の3,254万円。3か月ぶりに下落へと転じた。
他地域では愛知県の平均価格が、前月比6.1%上昇の3,004万円と、2か月連続の上昇。
福岡県は、前月比12.4%下落の2,006万円となり、大きく反転下落した。
なお、調査対象となる中古木造一戸建て住宅は、敷地面積100~300平方メートルで、最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内またはバス20分以内、土地・建物ともに所有権の物件である。
(画像はプレスリリースより)
株式会社東京カンテイのプレスリリース
https://www.kantei.ne.jp/report/kodatecyuko202109.pdf