駅エリアごとの平均坪単価として「価格」を算出
株式会社東京カンテイは、2021年11月23日、東京メトロ南北線・飯田橋駅~赤羽岩淵駅間の駅別中古マンション価格を発表した。
ここでの「価格」は、同社のデータベースに登録された中古マンション(ファミリータイプ)の売り希望価格をもとに、同区間における駅エリアごとの平均坪単価として算出されたもの。現状価格は、同年4月から6月にかけて集計されている。
前年同様に2桁の上昇を果たした飯田橋駅
今回の発表によると、東京メトロ南北線の飯田橋駅~赤羽岩淵駅間において中古マンションの平均坪単価が最高値をマークしたのは、394万円の飯田橋駅だった。同駅エリアは、平均築年数が前年からほぼ変化していないにも関わらず、価格は前年と同様に2桁の上昇を果たしている。
同区間においては、西ヶ原駅が前年比で32.2%という大幅な上昇を示したが、205万円から271万円となったこの上昇について同社は個別事例の影響を指摘。一方、20.1%の上昇によって価格が300万円に乗った後楽園駅については、取引事例の築浅化による結果であると分析している。
東京メトロ南北線全線の平均坪単価は413万円
今期の同区間において最も事例数が多かったのは、201件の王子駅だった。同駅エリアは、価格についても前年比9.0%プラスの230万円をマークしている。
なお、東京メトロ南北線全線(目黒駅~赤羽岩淵駅)における中古マンション価格の平均坪単価は、413万円となった。前年と比較すると、価格で31万円、比率で8.1%の上昇を果たしている。
(画像はプレスリリースより)
駅別中古マンション価格/東京メトロ南北線2 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/wayside_station/963