不動産資産管理法人の設立サポート機能や投資用不動産売却に関するサービスを追加
株式会社和不動産は11月30日、提供する不動産運用管理システム「N-RICOS(エヌ・リコス)」において新サービス・新機能を追加したことを発表した。
個人で不動産投資を行う“サラリーマン大家”が不動産資産管理法人を設立する際のサポートや、個人と法人のメリットを最大限に活かした運用アドバイスの提供、個人・法人双方の収益をそれぞれに管理し、合算した収益をデータとして可視化する機能を実装している。
不動産投資の収益が上がってきた際、さらなる節税効果や収益拡大を図ろうと考えるなら、本業を会社員とする個人であっても、資産管理法人を設立して個人と法人の双方で運用を進めていくことがメリットになるという場合がある。
しかし法人化にかかる手続きの専門性の高さや複雑さ、煩雑さから断念してしまうケースも少なくない。「N-RICOS」の新サービスと新機能は、そうした個人をサポートし、その後の節税効果の高い運用にかかる具体的な提案までワンパッケージで提供する。
投資用物件を法人と個人で持つ上で生じるメリット・デメリットについても分かりやすく解説され、それぞれの収益管理についても「N-RICOS」上で一元管理できるようになった。
資産管理法人は複数社であっても対応可能で、設立から決算書作成などの税務サポートなどが提供されるという。
本業と投資の両立をより理想的に
また、不動産投資歴が長くなっていくに従い、過去に購入したローン金利の高い物件を売却し、より金利が安く築年の浅い物件に買い替えることを検討するようなシーンも出てくる。
昨今の不動産価格の高騰から、売却時にキャピタルゲインが発声、譲渡所得への課税が想定以上に高額となり、予想外のマイナスを被ることもあるため、注意が必要だ。
こうした時に使える便利な仕組みとして、該当不動産の適正売却価格に関する相談や実際の買取、売却時の税金計算までサポート、運用期間の収益の数値化も可能にし、ユーザーが運用結果を一目で確認できるよう整備した。
これにより、初期投資時からの最終的な利益確定数字をすぐチェックできるため、売買戦略を立てやすくなり、新規物件への買い替えもスムーズになると考えられる。
「N-RICOS」は、ブラックボックス化しがちな不動産投資運用をより分かりやすく、数値化・可視化するシステムとして開発された和不動産の独自ツール。
損益計算書や貸借対照表を自動で作成でき、毎月の収入・支出の記録、支出黄金比率の算出などが行える。収益変遷をチェックできるだけでなく、購入時から現在までの入居率や修繕履歴といった細かな記録管理も可能で、確定申告も容易になる。
自らとバックグラウンドが近い「成功オーナー」の運用アクションを参考にリスクを回避したり、利益を最大化する目標設定を行ったり、それらデータから和不動産の仕入物件を選別するといったこともでき、資産状況の把握・管理が最適なかたちでサポートされる。運用状況は24時間365日、自身のスマホやPCからチェックできる。
不動産投資という投資活動と、本業としての会社員の仕事の両立を目指す忙しい個人投資家にとって、より便利なツール・サービスとなった「N-RICOS」に注目したい。
株式会社和不動産によるプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000127.000015907.html