駅エリアごとの平均坪単価として算出
株式会社東京カンテイは、2022年2月1日、JR横浜線の駅別中古マンション価格を発表した。
ここでの「価格」は、同社のデータベースに登録された中古マンション(ファミリータイプ)の売り希望価格を元に同路線における駅エリアごとの平均坪単価として算出されたもの。現状価格の集計は、2021年10月から12月までの3ヵ月間に実施されている。
東神奈川駅、横浜線唯一の200万円台を維持
今回の発表によると、JR横浜線全線(東神奈川駅~八王子駅)における中古マンションの平均坪単価は、136万円となった。前年比では、価格で10万円、比率で6.1%の上昇を達成。事例数は前年から394件減って2476件となり、平均築年数は24.6年から26.8年へ伸びている。
今期の同路線で中古マンション価格が最高値を示したのは、211万円の東神奈川駅。同駅エリアは、平均築年数の上昇により下落こそしたものの、同路線で唯一の200万円台は維持した。その一方で新横浜駅は反転上昇を達成し、200万円台に迫る199万円をマークしている。
相模原駅、抜きん出た事例の多さを誇る
同路線では今期、小机駅や鴨居駅、中山駅や相模原駅も反転上昇を果たした。相模原駅はまた取引事例が342件となり、346件の八王子駅と共に同路線において抜きん出た事例の多さを誇っている。
なお、古淵駅は前年比32.3%もの上昇を果たしたが、同社は同駅エリアの取引事例が50件以下である点を指摘し、個別事例の影響による結果と分析している。
(画像はプレスリリースより)
駅別中古マンション価格/JR横浜線 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/wayside_station/990