東京メトロ半蔵門線の駅別中古マンション価格、大半の駅が上昇

株式会社東京カンテイは、2021年12月14日、東京メトロ半蔵門線の駅別中古マンション価格を発表した。

ここでの「価格」は、同社のデータベースに登録された中古マンション（ファミリータイプ）の売り希望価格を元にして、同線における駅エリアごとの平均坪単価として算出されたもの。現状価格の集計は、2021年4月から6月までの3ヵ月間に実施されている。

今回の発表によると、東京メトロ半蔵門線全線（渋谷駅～押上駅）における中古マンションの平均坪単価は、407万円となった。前年と比較すると、価格で23万円、比率で6.0％の上昇を果たしている。事例数は前年より259件減って1923件となり、平均築年数は23.7年から25.5年に増加した。

今期の同線において中古マンション価格が最高値をマークしたのは、659万円の青山一丁目駅。同駅エリアは、前年の688万円から4.2％下落したものの、同線内における首位の座は維持した。この下落について同社は、築古化の進行を要因として想定している。

今期の東京メトロ半蔵門線において中古マンション価格が下落したのは、青山一丁目駅と表参道駅のみであり、その他の駅は全て上昇を達成した。中でも三越前駅は、前年比22.2％もの上昇により452万円をマーク。事例数が最多である渋谷駅も、10.2％の上昇により価格が475万円となっている。

（画像はプレスリリースより）




駅別中古マンション価格／東京メトロ半蔵門線 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/wayside_station/970