中古マンションの坪単価は19か月連続の上昇
東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は4月12日、「月例速報 Market Watch サマリーレポート (2021年11月度)」を発表した。
レポートによると11月の首都圏における中古マンションの成約件数は、前年同月比5.6%減の3416件。5か月連続で前年同月を下回った。
成約平米単価は、前年同月比7.1%上昇の60.92万円。 2020年5月以降、19か月連続の上昇となった。
成約価格は、前年同月比3.8%上昇の3897万円だった。こちらは2020年6月以降、18か月連続で前年同月を上回っている。
地域別の成約件数は、多摩と千葉県以外の各地域が前年比で減少した。東京都区部は6か月連続、横浜・川崎市は5か月連続で前年同月を下回った。
成約平米単価は、すべての地域が前年比で上昇した。東京都区部は19か月連続、横浜・川崎市と埼玉県は 18か月連続、千葉県は16か月連続で前年同月を上回った。
中古戸建住宅価格は13か月連続の上昇
11月における中古戸建住宅の成約件数は、前年同月比5.0%減の1227件。4か月連続で前年同月を下回った。
成約価格は、前年同月比10.1%上昇の3579万円。13か月連続で前年同月を上回っている。
地域別の成約件数をみると、埼玉県以外の各地域が前年比で減少となった。千葉県は6か月連続、横浜・川崎市と神奈川県他は4か月連続で前年同月を下回った。
成約価格はすべての地域が前年比で上昇し、埼玉県は12か月連続、横浜・川崎市と千葉県は9か月連続で前年同月を上回った。
(画像は「月例速報 Market Watch サマリーレポート(2021年11月度)」より
月例速報 Market Watch サマリーレポート(2021年11月度)- 公益財団法人東日本不動産流通機構
http://www.reins.or.jp/pdf/trend/mw/mw_202111_summary.pdf