購入検討者の55%超が「値上がりする」と予想
中古マンションの売却アプリ「カウル」を運営するHousmartは1月3日、「2022年マンション価格はどうなる!?アンケート」の結果を発表した。
カウル会員を対象に、2021年12月7日~12月13日に実施したアンケート調査で、有効回答者数は223人だった。
アンケートの結果、「2022年マンション価格は上がる」と回答した割合は、55.2%。過半数が値上がりを予想している。
値上がりをけん引する3要素
値上がりの理由で最も多かったのは、「建材、人件費の高騰」の66.7%だった。次いで「売り出し物件が少ない状況が続く」の56.9%、「都心への人気が高まる」の47.2%と続いた。
「建材や人件費などの高騰」に当てはまるのは、新築マンションだ。中古マンションにはこれらの要素は影響しない。
とはいえ、中古マンションの売却価格設定では、周辺の新築マンション価格が考慮されることも多い。その結果、建材価格や人件費の高騰が、中古マンション市場をけん引する可能性は考えられる。
また「売り出し物件が少ない状況が続く」、「都心への人気が高まる」は、中古マンションの値上がりに直結する要件となる。
不動産経済研究所の調査によると、2021年1~11月の東京23区における新築マンションは平均価格は、8,327万円。バブル期を超えるような高水準となっているマンション価格だが、カウル会員の約55%が、2022年も引き続き値上がりすると予想している。
(画像はプレスリリースより)
株式会社Housmartのプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000145.000012645.html株式会社Housmartのホームページ
https://housmart.co.jp/