価格の上昇傾向は「晴」、下落傾向は「雨」
株式会社東京カンテイは、2022年1月27日、プレスリリース『2021年12月度 中古マンション価格天気図』を発表した。
このリリースは、全国の中古マンション(ファミリータイプ)流通事例価格を集計し、70平米に換算した平均価格の推移を天気マークで表示したもの。価格の上昇傾向は「晴」、下落傾向は「雨」といった形で表示は行われている。
改善した地域数は、4地域から5地域に増加
今回の発表によると、2021年12月は「晴」が22地域から24地域に増加した。「薄日」は11地域から9地域に、「曇」は8地域から6地域にそれぞれ減少。「小雨」は2地域から5地域に増加し、「雨」は4地域から3地域へ減少している。
同月において「天候」が改善した地域数は、4地域から5地域に増加した。また横ばいを示した地域数も、33地域から38地域に増加。「天候」の悪化を示した地域数も10地域から4地域に減少しており、前月比価格が下落した地域数も23地域から16地域に減少している。
下落傾向の地方都市が増加
今回の「天気図」発表において同社は、同月の中古マンション価格について下落傾向の地方都市が増加した点に注目。特に県庁所在地以外の都市における下落が目立つとし、天気マークが今後悪化する可能性も示唆している。
(画像はプレスリリースより)
2021年12月度 中古マンション価格天気図 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/WR202112.pdf