駅エリアごとの平均坪単価として算出
株式会社東京カンテイは、2022年2月22日、JR東海道本線・横浜駅~小田原駅間の駅別中古マンション価格を発表した。
ここでの「価格」は、同社のデータベースに登録された中古マンション(ファミリータイプ)の売り希望価格を基にして、同区間における駅エリアごとの平均坪単価として算出されたもの。現状価格の集計は、2021年10月から12月までの3ヵ月間に実施されている。
22.9%もの大幅上昇を果たした小田原駅
今回の発表によると、JR東海道本線・横浜駅~小田原駅間における中古マンションの平均坪単価は、153万円となった。前年と比べて、価格で25万円、比率では19.8%の上昇を達成。事例数は前年より430件減って2687件となり、平均築年数は26.5年から26.7年に推移している。
同区間は前年、戸塚駅/藤沢駅/平塚駅以外の全駅で、価格が下落した。しかし今期は反転し、二宮駅/鴨宮駅以外の全駅が上昇をマーク。特に小田原駅は22.9%もの大幅上昇を果たし、大船駅と藤沢駅も共に20%台の上昇を示している。
最高値を示したのは、255万円の横浜駅
今期の同区間で最高値を示したのは、255万円の横浜駅だった。同駅エリアは、13.3%の価格上昇を果たし、また取引事例数も468から524へと増加している。
また同社は、18.6%の上昇をマークした大磯の動きにも着目。同駅エリアは広めのマンションの取引が多く、平均専有面積も91.09平米と同区間において突出している点を指摘している。
(画像はプレスリリースより)
駅別中古マンション価格/JR東海道本線 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/wayside_station/999