中古マンションの売り希望価格をもとに算出
株式会社東京カンテイは、2022年4月12日、相鉄いずみ野線の駅別中古マンション価格を発表した。
ここでの「価格」は、同社のデータベースに登録された中古マンション(ファミリータイプ)の売り希望価格をもとにして、同路線における駅エリアごとの平均坪単価として算出されたもの。現状価格の集計は、2021年10月から12月までの3ヵ月間に実施されている。
相鉄いずみ野線全線の平均坪単価は、142万円
今回の発表によると、相鉄いずみ野線全線(二俣川駅~湘南台駅)における中古マンションの平均坪単価は、142万円となった。前年と比較すると、価格で23万円、比率で19.7%上昇している。
今期の同路線で中古マンション価格が最高値をマークしたのは、169万円の湘南台駅だった。同駅エリアは、前年からトップの座を維持すると共に、2桁の上昇も達成している。
今期最も上昇したのは駅エリアとして、同社は弥生台駅に注目。同駅エリアは、前年の109万円から28.4%プラスとなる140万円をマークした。しかし事例数が23件と少ないため、個別事例の影響が出た可能性を同社は指摘している。
相鉄本線・大和駅~海老名駅間の価格も発表
今回の発表では、相鉄本線・大和駅~海老名駅間の駅別中古マンション価格も併せて発表された。
同区間において中古マンション価格が最高値をマークしたのは、138万円の海老名駅だった。同駅エリアは、前年と比較すると上昇幅こそ縮小したが、2.2%プラスで上昇基調は維持している。
一方、大和駅は上昇幅を拡大させ、今期は130万円をマーク。2桁上昇を果たすと共に、事例数の増加も示した。
(画像はプレスリリースより)
駅別中古マンション価格/相鉄本線2・相鉄いずみ野線 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/wayside_station/1021