東京都の価格は20か月連続で上昇中
東京カンテイは3月24日、2022年2月における「三大都市圏・主要都市別/中古マンション70平方メートル価格月別推移」を発表した。
三大都市圏における中古マンションの価格を70平方メートルに換算し、月別の推移をまとめたデータである。
発表によると、首都圏の70平方メートル当たりの平均価格は、前月比1.2%上昇の4,597万円。10か月連続での上昇となった。全域的な強含みや、東京都での事例シェア拡大が要因と考えられる。
都県別の平均価格は、以下の通りである。
東京都は前月比0.6%上昇の6,156万円となり、20か月連続の上昇。神奈川県は同1.7%上昇の3,416万円、埼玉県は同2.4%上昇の2,793万円、千葉県は同1.8%上昇の2,418万円だった。
近畿圏・中部圏も価格が上昇
近畿圏の70平方メートル当たりの平均価格は、前月比0.6%上昇の2,744万円。昨年12月の水準を上回った。
大阪府は同0.8%上昇の2,975万円。
一方、兵庫県は0.1%とわずかながら下落し、2,353万円となった。弱含みで推移しており、直近3か月間では目立った値動きは見られない。
中部圏の70平方メートル当たりの平均価格は、同0.1%上昇の2,162万円。愛知県は同0.2%上昇の2,278万円。僅かに強含んだが、前々月の水準に回復するまでには至らなかった。
(画像はプレスリリースより)
株式会社東京カンテイのプレスリリース
https://www.kantei.ne.jp/report/c202202.pdf