駅エリアごとの平均坪単価として算出
株式会社東京カンテイは、2022年5月24日、東急世田谷線の駅別中古マンション価格を発表した。
ここでの「価格」は、同社のデータベースに登録された中古マンション(ファミリータイプ)の売り希望価格をもとに、同路線における駅エリアごとの平均坪単価として算出されたもの。現状価格の集計は、2022年2月から4月までの3ヵ月間に実施されている。
東急世田谷線、軒並み上昇を達成
今回の発表によると、東急世田谷線全線(三軒茶屋駅~下高井戸駅)における中古マンションの平均坪単価は、313万円となった。前年と比較すると、価格で36万円、比率で13.0%の上昇を果たしている。
今期の同路線で平均坪単価が最高値をマークしたのは、330万円の三軒茶屋駅だった。東急田園都市線も通る同駅は、取引が活性化しており、事例数も343件から468件に増加。こうした活況を反映し、価格も前年比で13.0%もの上昇を示すに至った。
同路線では、他の駅も軒並み上昇を達成。特に松陰神社前駅と下高井戸駅は上昇幅が2桁に達している。
東急大井町線では、大井町駅が大幅上昇
今回の発表では、東急大井町線の大井町駅~北千束駅間における駅別中古マンション価格も明らかにされた。
今期の同区間において平均坪単価が最高値をマークしたのは、378万円の大井町駅。同駅エリアは、前年の312万円から大幅な上昇を果たした。また旗の台駅も249万円から274万円への上昇を達成。中延駅も、3.4%の上昇により300万円の大台に乗っている。
(画像はプレスリリースより)
駅別中古マンション価格 / 東急世田谷線・大井町線1 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/wayside_station/1038