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2024年12月26日(木)
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22年9月の中古マンション価格・騰落率ランキング、価格1位は千代田区

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22年9月の中古マンション価格・騰落率ランキング、価格1位は千代田区

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全国価格1位が久々の「東京都千代田区」に
不動産テックサービスを展開する株式会社ワンノブアカインドは24日、同社が運営するマンション情報サイト「マンションレビュー」のデータをもとにした、2022年9月の全国市区町村における中古マンション相場の調査を実施し、その結果をとりまとめて公開した。

坪単価をベースに70平米の物件価格として換算した「中古マンション価格」と、1年前との比較で算出した価格上昇率を示す「騰落率」でランキング化を行い、上位100位の発表を行っている。

なお、価格においては1,000円未満(坪単価は100円)、騰落率では1万円未満を四捨五入している。また、推定価格ランキングでは、2022年9月の販売件数が30件以上ある全国の220市区町村を対象とし、騰落率ランキングでは2022年9月と2021年9月の販売件数がいずれも30件以上あった全国180市区町村を対象にしている。

中古マンション価格騰落率
全国の市区町村中古マンション価格ランキングでは、トップが「東京都千代田区」で、70平米の推定価格が1億300万6,000円となった。坪単価は486万4,500円、販売件数は96件になっている。前月の2位から1位に浮上し、2021年7月以来のトップに輝いた。今回の調査結果では、唯一の1億円超えとなっている。

千代田区は、騰落率でも3カ月(2022年6月との比較)で+11.20%、1年で+11.04%と、2桁増を記録しており、伸びが目立っているといえる。

2位は「東京都港区」で、推定価格が9,911万円、坪単価は468万500円、販売件数が347件だった。前月より250万9,000円低下し、1位から転落、千代田区との順位に入れ替わりが起きた。

3位は「東京都中央区」の8,319万4,000円、坪単価は392万8,900円で、販売件数は221件だった。こちらは前月より65万7,000円の低下だったが、順位では4位から1ランクアップ、トップ3にランクインを果たした。

4位は「東京都渋谷区」で、8,225万4,000円、坪単価にして388万4,500円で、販売件数は241件だった。前月より432万8,000円の低下と下落が目立ったが、順位は1つ落としたのみにとどまっている。騰落率は3カ月が-9.11%、1年で-2.58%と、マイナス傾向になった。

5位は「東京都目黒区」の7,729万1,000円、坪単価で365万100円、販売件数は213件だった。前月より65万4,000円下げたが、順位は変わっていない。

以下、6~8位も前月と同じ順位で、「東京都文京区」、「東京都品川区」、「東京都新宿区」と続いた。上位15位までは全て東京都内で、16位に武蔵小杉のある「神奈川県川崎市中原区」がランクインしたのが東京都以外のトップになる。川崎市中原区の価格は5,638万1,000円、坪単価で266万2,600円、販売件数は92件だった。

ランキングトップ30に拡充しても、東京都内の市区が占める割合は高く、30のうち22が都内となった。その他では、神奈川県が16位の川崎市中原区を筆頭に、20位に「川崎市幸区」、23位に「横浜市西区」、27位に「横浜市中区」と4区をランクインさせている。

首都圏以外では、22位に「京都府京都市中京区」がランクインしたのが最も上位で、価格は5,018万9,000円、坪単価で237万200円だった。販売件数は83件になっている。大阪府からは28位に「大阪市北区」が4,618万3,000円で、30位に「大阪市中央区」が4,539万3,000円でランクインした。

推定価格が上位100位以内の市区で、前年より価格が上昇したのは87市区、3カ月前との比較で上昇になったのは75市区だった。前月比での上昇を記録したのは、ちょうど半数の50市区となっている。

首都圏以外でのエリアトップをみていくと、北海道、東北、北関東・甲信、北陸、四国エリアからの100位ランクインはなかった。東海エリアからは75位に「愛知県名古屋市中区」が3,192万6,000円でランクインしている。近畿エリアは22位の「京都府京都市中京区」がトップ、中国エリアでは「広島県広島市中区」が2,838万3,000円で86位に入った。九州・沖縄エリアは、「沖縄県那覇市」が3,110万円の77位になっている。

中古マンション価格騰落率
騰落率トップは前月に続き「神奈川県相模原市中央区」が獲得
前年の2021年9月と価格を比較し、その上昇率を騰落率としてランキング化した結果では、「神奈川県相模原市中央区」が+33.77%でトップに輝いた。2022年9月の値が2,251万円で、前年より568万円の上昇になっている。同区は前月も騰落率で全国1位を記録していた。

2位は「神奈川県茅ヶ崎市」の+26.61%で、2022年9月の価格が3,504万円、前年より737万円のアップになっている。3位は「東京都八王子市」の+23.95%で、価格は2,526万円、前年より488万円上昇した。

4位は「兵庫県神戸市垂水区」の+23.63%で、価格が1,535万円、前年に比べて293万円上昇している。5位が「北海道札幌市東区」の+23.17%、価格は2,369万円で、前年より445万円アップしていた。

以下、6位は「神奈川県相模原市南区」の+22.43%、7位に「北海道札幌市北区」の+21.84%、8位は「埼玉県春日部市」の+21.82%、9位が「千葉県千葉市花見川区」で+21.39%、10位は「神奈川県川崎市麻生区」の+20.18%となった。

なお、11位の「愛知県名古屋市北区」までが騰落率で+20%超となっている。

トップ10には、神奈川県からのランクインが1位・2位を含む4つを占めるなど、目立つ傾向にあった。ただし、前年との推定価格と比較した差額が最も大きかったのは、44位の「東京都千代田区」で、前年に比べ1,025万円の上昇を記録している。

騰落率上位100位以内の市区の割合は、東京都が22%、神奈川県が19%、千葉県で10%、埼玉県と大阪府、兵庫県がそれぞれ9%だった。

100位以内に入った市区で、各エリアのトップをみていくと、北関東・甲信エリアと、中国エリアには該当がなく、北海道は5位の「北海道札幌市東区」が+23.17%でトップ、東北エリアは「宮城県仙台市太白区」が+16.27%の24位でトップだった。

首都圏は「神奈川県相模原市中央区」が+33.77%で最も高く、北陸エリアでは「石川県金沢市」が+6.18%の91位に入っている。東海エリアは「愛知県名古屋市北区」の+20.07%、11位が最高、近畿エリアは「兵庫県神戸市垂水区」の+23.63%がトップだった。

四国エリアは「香川県高松市」が5.39%の99位でランクインしている。九州・沖縄エリアからは「大分県大分市」が+17.43%の21位でトップとなっていた。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

株式会社ワンノブアカインドによるプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000037.000009420.html

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