駅エリアごとの平均坪単価として算出
株式会社東京カンテイは、2022年10月4日、京王井の頭線および京王新線の駅別中古マンション価格を発表した。
ここでの「価格」は、同社のデータベースに登録された中古マンション(ファミリータイプ)の売り希望価格をもとに、各路線における駅エリアごとの平均坪単価として算出されたもの。現状価格の集計は、同年5月から7月までの3ヵ月間に実施されている。
井の頭線、最高値は499万円の渋谷駅
今回の発表によると、京王井の頭線全線(渋谷駅~吉祥寺駅)における中古マンションの平均坪単価は、353万円となった。前年と比較して、価格で7万円、比率で2.2%の上昇を果たしている。
今期の同路線で中古マンション価格が最高値となったのは、499万円の渋谷駅。同駅エリアは。前年に続く形で上昇を達成しており、500万円台到達も目前まで迫っている。
同路線では他にも、駒場東大前駅や下北沢駅、東松原駅や明大前駅といった駅エリアで中古マンション価格が大幅な上昇をマークした。一方、池ノ上駅や三鷹台駅は顕著な下落を示している。
京王新線、全駅で中古マンションの価格が上昇
京王新線全線(新宿~笹塚)における中古マンションの平均坪単価は、317万円となった。前年と比較すると、価格で23万円、比率で8.1%上昇している。
今期の同路線で最高値をマークしたのは、349万円の新宿駅だった。同路線では、同駅を始めとして全駅が価格上昇を達成。中でも笹塚駅は、築浅物件の取引増加が影響して前年比プラス17.5%もの上昇を果たしている。
(画像はプレスリリースより)
駅別中古マンション価格/京王新線・京王井の頭線 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/wayside_station/1086