『楽待』に新規掲載された全国の物件が対象
株式会社ファーストロジックは、同社運営サイト『楽待』において2022年7~9月期の投資用不動産市場調査を実施し、その結果概要を同年10月7日に発表した。
『楽待』は、学習・購入・運用といった不動産投資のステップ全てにおいて役立つサービスを提供しているサイト。今回の調査では、2022年7月1日から同年9月30日にかけて同サイトに新規掲載された全国の物件を対象として、市場の傾向を分析している。
一棟アパートは顕著な価格上昇を示す
今回の発表によると、2022年7~9月期の投資用不動産市場において一棟アパートは顕著な価格上昇を示した。2012年に同社が集計を開始して以来の過去最高額にあたる7501万円をマークし、前四半期と比較して112万円も上昇している。
区分マンションもまた。2四半期連続で価格が上昇。これまでで2番目となる1765万円に達し、過去最高額となる2021年4~6月期の1771万円に迫る勢いを見せている。その一方で一棟マンションの価格は下落し、前四半期からマイナス535万円となる1億9549万円をマーク。2億円台から下落する形となった。
投資用不動産市場、価格が全体的に上昇傾向
今回の調査結果から同社は、2022年7~9月期の投資用不動産市場について価格が全体的に上昇傾向にあると考察。新型コロナウイルスBA5株の感染拡大といった動きはあったものの、円安による建築コスト上昇などが影響し、価格上昇につながったと分析している。
(画像はプレスリリースより)
一棟アパート価格上昇、過去最高の7500万円台に 2022年7~9月期 投資用不動産の市場動向 - 株式会社ファーストロジック
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