2022年9月の新築木造一戸建て住宅平均価格、首都圏は僅かに下落

株式会社東京カンテイは、2022年10月11日、同年9月における新築木造一戸建て住宅の平均価格を発表した。

ここでの「価格」は、「敷地面積が100～300平米」「最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内」といった条件を満たす新築木造物件を対象として、主要都市圏・主要都市別に集計・算出されたもの。同社はこの「価格」を毎月発表している。

今回の発表によると、2022年9月の首都圏における新築一戸建て住宅の平均価格は、4323万円となった。前月比ではマイナス0.1％となり、僅かながらも反転下落を示している。

都県別に見ると、東京都は前月比マイナス1.7％の5434万円で下落へ転じた。神奈川県はマイナス1.6％の4602万円、埼玉県もマイナス0.5％の3701万円となり、共に反転下落をマーク。千葉県はプラス2.7％の3692万円で、3ヵ月連続の上昇を果たした。

近畿圏における新築木造一戸建て住宅の平均価格は、前月比マイナス1.0％の3437万円となった。大阪府と京都府にて価格が上昇したものの、兵庫県がマイナス9.1％を示したことが影響し、圏全体としても3ヵ月ぶりに下落へ転じている。

中部圏は前月比マイナス1.0％の3374万円で、愛知県はマイナス0.3％の3617万円で、共に下落へ転じた。

宮城県はマイナス1.8％の3208万円、福岡県はマイナス0.3％の3454万円となり、やはり共に反転下落となった。しかしいずれの圏・県も前年同月比はプラスを示し、前年の価格は上回っている。

（画像はプレスリリースより）




主要都市圏・主要都市別／新築木造一戸建て住宅平均価格 月別推移 9月 - 株式会社東京カンテイ
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