駅エリアごとの平均坪単価として「価格」を算出
株式会社東京カンテイは、2022年12月13日、日暮里・舎人ライナーと埼玉高速鉄道の駅別中古マンション価格を発表した。
ここでの「価格」は、同社のデータベースに登録された中古マンション(ファミリータイプ)の売り希望価格をもとに、両路線における駅エリアごとの平均坪単価として算出されたもの。現状価格の集計は、同年8月から10月までの3ヵ月間に実施されている。
日暮里・舎人ライナー、最高値を示したのは日暮里駅
今回の発表によると、日暮里・舎人ライナー(日暮里駅~見沼代親水公園駅)において中古マンション価格が最高値を示したのは、334万円の日暮里駅だった。同駅エリアは、前々年から順調な価格上昇を続けており、今期も300万円台半ばに迫る勢いを維持。事例数も大幅に増加し、200件を超えている。
今期の同路線では他の駅も概ね価格が上昇しており、見沼代親水公園駅や舎人駅は顕著な上昇をマーク。反転下落を示したのは、熊野前駅と扇大橋駅のみとなっている。
なお日暮里・舎人ライナー全線における中古マンションの平均坪単価は、245万円となった。前年と比較して、価格で25万円、比率で11.3%上昇している。
埼玉高速鉄道、全ての駅で価格が上昇
埼玉高速鉄道(赤羽岩淵駅~浦和美園駅)において中古マンション価格が最高値を示したのは、251万円の赤羽岩淵駅だった。同駅エリアは前年も2桁上昇を果たしたが、今期は上昇幅をさらに拡大。また同路線では今期、全ての駅で中古マンション価格が上昇している。
なお埼玉高速鉄道全線の中古マンションの平均坪単価は、164万円となった。前年と比較して、価格で18万円、比率で12.7%上昇している。
(画像はプレスリリースより)
駅別中古マンション価格/日暮里・舎人ライナー、埼玉高速鉄道 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/wayside_station/1116