10月の賃貸マンション・アパートの募集家賃を調査
アットホームは11月25日、2022年10月の「全国主要都市の「賃貸マンション・アパート」募集家賃動向」を発表した。
同社の不動産情報ネットワークで消費者向けに登録・公開された、居住用賃貸マンション・アパートの募集家賃動向を調査したもの。
面積帯別に、30平米以下を「シングル向き」、30平米~50平米以下を「カップル向き」、50平米~70平米以下を「ファミリー向き」、70平米超を「大型ファミリー向き」と分類している。
調査対象は、首都圏(東京23区、東京都下、神奈川県、埼玉県、千葉県)、北海道札幌市、宮城県仙台市、愛知県名古屋市、大阪府大阪市、福岡県福岡市の10エリア。
平均募集家賃の前年同月比上昇率トップ3
10月のマンション平均募集家賃のうち、
前年同月比上昇率が最も高かったエリアのトップ3は、次のような結果となった。
シングル向き(30平米以外)マンションは、1位が千葉県で、2.8%の上昇。平均募集家賃は、6万2624円。2位は埼玉県で、こちらも2.7%上昇した。平均募集家賃は、5万9051円である。3位は東京都下で、1.8%の上昇。平均募集家賃は、5万7639円。
カップル向き(30~50平米)マンションは、1位が埼玉県で、7.1%の上昇。平均募集家賃は、7万8251円。2位は、東京都下で同4.1%の上昇。平均募集家賃は、8万7097円である。3位は千葉県で、4.0%上昇した。平均募集家賃は、8万1128円だった。
ファミリー向き(50~70平米)マンションも1位は埼玉県となり、8.9%の上昇。平均募集家賃は、9万8213円である。2位は東京都下で、7.7%上昇した。平均募集家賃は、11万478円。3位は札幌市で、7.2%の上昇。平均募集家賃は、8万1371円となっている。
大型ファミリー向き(70平米超)マンションは、1位が札幌市で、9.8%の上昇。平均募集家賃は、14万2665円である。2位は埼玉県で、8.0%の上昇。平均募集家賃は、14万1406円だった。3位は大阪市で、7.4%上昇した。平均募集家賃は、21万8043円となっている。
マンションの平均募集家賃は、「東京都下」「埼玉県」「千葉県」「札幌市」「福岡市」の5エリアが、全面積帯で前年同月を上回った。
面積大別では、ファミリー向きマンションが前月に引き続き、全エリアで前年同月を上回っている。中でも、「東京23区」「東京都下」「神奈川県」「埼玉県」の4エリアは、2015年1月以降の最高値を更新した。
(画像はプレスリリースより)
※アットホーム調べ
アットホーム株式会社のプレスリリース
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