新田駅~伊勢崎駅間の価格を発表
株式会社東京カンテイは、2023年1月3日、東武伊勢崎線・新田駅~伊勢崎駅間の駅別中古マンション価格を発表した。
ここでの「価格」は、同社のデータベースに登録された中古マンション(ファミリータイプ)の売り希望価格をもとに、同区間における駅エリアごとの平均坪単価として算出されたもの。現状価格の集計は、2022年8月から10月までの3ヵ月間に実施されている。
新田駅は22%上昇、せんげん台駅も20%近く上昇
今回の発表によると、東武伊勢崎線の新田駅~伊勢崎駅間において中古マンションの平均坪単価が最高値をマークしたのは、149万円の新越谷駅だった。同駅エリアは、隣駅である越谷駅と共に前年は大幅上昇を示したが、今期は上昇率が4%台と堅調な推移を示している。
今期に大幅上昇を果たした駅エリアとしては、新田駅が22%もの上昇により97万円をマークし、100万円の目前に迫る勢いを見せた。せんげん台駅も、20%近い上昇率で価格が103万円に到達。武里駅と春日部駅も前年に続いて2桁上昇を果たし、春日部駅については同区間での事例数も最多となっている。
築古物件の事例が増えて下落した北越谷駅
一方、北越谷駅は5.3%下落となる89万円をマークした。この下落について同社は、築古物件の事例が増えたためと考察。また、太田駅/新伊勢崎駅/伊勢崎駅で近年増減の振り幅が大きい点については、事例数の少なさから個別事例の影響が出た可能性を示唆している。
なお東武伊勢崎線全線(浅草駅~伊勢崎駅)における中古マンションの平均坪単価は、168万円だった。前年と比べて、価格で20万円、比率で13.0%上昇している。
(画像はプレスリリースより)
駅別中古マンション価格/東武伊勢崎線2 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/wayside_station/1119