価格の上昇は「晴」、下落は「雨」といった形で表示
株式会社東京カンテイは、2022年12月26日、同年11月度の『中古マンション価格天気図』を発表した。
この「天気図」は、全国の中古マンション(ファミリータイプ)の流通事例価格をエリアごとに毎月集計し、その価格変動を天気マークで表示したもの。価格の上昇は「晴」、下落は「雨」といった形で、表示は行われている。
「晴」が減少、「雨」は増加した2022年11月
今回発表された『中古マンション価格天気図』によると、2022年11月において「晴」を示したエリアは28地域から25地域に減少。「薄日」は5地域から8地域に増加し、「曇」は6地域のまま変化がなかった。「小雨」は7地域から6地域に減少し、「雨」は1地域から2地域に増加している。
同月において天候が改善した地域数は10地域から6地域に減少し、横ばいも35地域から31地域に減少。一方、悪化は2地域から10地域へ大幅に増加した。同月度の中古マンション価格について同社は、全国的な上昇基調は維持する一方でマイナスに振れる県も現れており、北陸と九州地方における弱含みに注目している。
元データとなる中古マンション70平米換算価格も発表
今回の発表では、『中古マンション価格天気図』の元データとなる2022年11月度の都道府県別中古マンション70平米換算価格も明らかにされた。
このデータによると、首都圏の中古マンション平均価格に変化はなく、近畿圏の平均価格は0.7%の上昇を達成。中部圏の平均価格も1.3%の上昇を果たしている。
(画像はプレスリリースより)
2022年11月度 中古マンション価格天気図 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/WR202211.pdf