駅エリアごとの平均坪単価として「価格」を算出
株式会社東京カンテイは、2025年1月7日、JR京葉線の駅別中古マンション価格を発表した。
ここでの「価格」は、同社のデータベースに登録された中古マンション(ファミリータイプ)の売り希望価格をもとに、同路線における駅エリアごとの平均坪単価として算出されたもの。現状価格の集計は、2024年9月から11月までの3ヵ月間に行われている。
南船橋駅/新習志野駅/海浜幕張駅も2桁上昇
今回の発表によると、JR京葉線(東京駅~蘇我駅)において中古マンション価格が最高値となったのは、641万円の東京駅だった。同駅エリアは、前年の572万円から大幅な上昇を達成している。
大きな上昇を示した駅エリアとして同社は、八丁堀駅に注目。同駅は今期、20%台におよぶ大幅上昇を果たして521万円に到達している。平均築年数はやや伸びたが、それでも路線平均より浅い20年台前半を維持した。
南船橋駅/新習志野駅/海浜幕張駅もまた、2桁の大幅上昇を達成。新浦安駅は、事例数が同路線最多の427件に達し、価格も上昇幅が拡大して217万円をマークした。
西船橋駅は、前年に引き続き下落
一方で西船橋駅は、前年に引き続き下落を示した。同駅エリアは事例の築古化が続いており、前々年の152万円から価格下落も進行。今期は141万円にまで落ち込んでいる。
なおJR京葉線全線における中古マンションの平均坪単価は、185万円となった。前年と比較して、比率で1.1%、価格で2万円下落している。
(画像はプレスリリースより)
駅別中古マンション価格/JR京葉線 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/wayside_station/1420