12月の収益物件市場、物件タイプで明暗分かれる

健美家株式会社は1月6日、2024年12月分の「収益物件 市場動向 マンスリーレポート」を発表した。

このレポートは、同社が運営する情報サイト「健美家（けんびや）」に12月中に新規登録された住宅系収益不動産について、「区分マンション」「一棟アパート」「一棟マンション」の3分類で表面利回りと物件価格を集計したものである。

12月は区分マンションの利回りが上昇に転じた一方、一棟アパートが2か月連続で利回りが下落するなど、物件タイプによって異なる動きがみられた。各種類の利回りと価格は以下の通りである。

【区分マンション】の表面利回りは、前月比0.06ポイント上昇の6.63％となり、前月の下落から上昇へ転じた。

物件価格は前月比0.27％の上昇を示し、2,238万円だった。2か月連続の上昇である。

【一棟アパート】の表面利回りは、前月比0.03ポイント下落し8.18％。2か月連続で下落した。

物件価格は前月比0.24％上昇の7,794万円となり、前月の下落から反転上昇した。

【一棟マンション】の表面利回りは、前月比0.14ポイント上昇の7.87％。前月の下落から反転上昇した。

物件価格は前月比で1.30％下落し、1億7,651万円となった。こちらは前期の上昇から再び下落に転じている。

（画像はプレスリリースより）
※調査データは、不動産投資と収益物件の情報サイト 健美家（けんびや）調べ




健美家株式会社のプレスリリース
https://www.kenbiya.com/press/pre2025-01-06.html