住宅着工は、全体で前年同月比2.9%減
国土交通省は10月31日、「建築着工統計調査報告(平成29年9月分)」を公表した。
住宅着工統計では、9月の新設住宅着工は、持家、貸家及び分譲住宅が共に減少し、全体で83,128戸、前年同月比2.9%減で、3か月連続の減少となった。
季節調整済年率換算値では95.2万戸、前月比1.0%増となり、3か月ぶりの増加となった。
分譲マンションは、5.3%減で4か月ぶりの減少
利用関係別戸数では、持家が、24,883戸、前年同月比2.7%減で、4月連続の減少。民間資金による持家は、22,159戸、同2.5%減で、4か月連続の減少。公的資金による持家は、2,724戸、同4.2%減で、3か月連続の減少。
貸家が、37,521戸、前年同月比2.3%減で、4か月連続の減少。民間資金による貸家は、34,801戸、同2.5%減で、4か月連続の減少。公的資金による貸家は、2,720戸、同0.3%増で先月の減少から再び増加。
分譲住宅が、20,202戸、前年同月比5.3%減で4か月ぶりの減少。マンションは8,628戸、同9.2%減で4か月ぶりの減少。一戸建住宅は、11,347戸、同2.2%減で先月の増加から再び減少となっている。
(画像は国交省トップページより)
国交省 プレスリリース
http://www.mlit.go.jp/report/press/joho04_hh