首都圏中古マンションの成約件数は3,237件
東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は5月14日、2018年4月度の「月例速報 Market Watch サマリーレポート」を公表した。
これによると、首都圏中古マンションの成約件数は、前年比2.3%増の3,237件。3月に続き、2か月連続で前年同月を上回った。
成約平米単価は前年比3.3%上昇の52.04万円。成約価格も前年比3.7%上昇の3,364万円と、いずれも2013年1月から64か月連続で前年同月を上回っている。専有面積は、前年比プラス0.4の64.65平米だった。
成約件数は横浜・川崎市と埼玉県を除く各エリアが前年比で増加。埼玉県は7か月連続で前年同月を下回っている。成約平米単価は9か月ぶりに、すべてのエリアが前年比で上昇し、東京都区部は67か月連続で前年同月を上回った。
中古戸建の成約件数は、前年比2.3%減
首都圏中古戸建の成約件数は、前年比2.3%減の1,100件。4か月連続で前年同月を下回る結果となった。成約価格は前年比2.9%上昇の3,098万円で、こちらは8か月連続で前年同月を上回っている。
土地面積は前年比プラス1.8%の148.95平米、建物面積は前年比プラス0.3%とほぼ横ばいの105.37平米だった。
成約件数は多摩、埼玉県、神奈川県他が前年比で減少しており、埼玉県と神奈川県他は4か月連続で前年同月を下回っている。成約価格は横浜・川崎市を除く各地域が前年比で上昇し、多摩は8か月連続での上昇となった。
(画像は、東日本レインズのホームページより)
月例マーケットウオッチ:2018(平成30)年04月度 - 公益財団法人 東日本不動産流通機構
http://www.reins.or.jp/pdf/trend/mw/mw_201804_summary.pdf