東日本レインズ、「月例マーケットウオッチ　2018年3月度」発表

東日本不動産流通機構（東日本レインズ）は、「月例マーケットウオッチ　2018年3月度」を発表した。首都圏（1都3県）及び札幌市・仙台市における2018年3月度の不動産流通市場の動向について報告している。

首都圏中古マンションについては、成約件数が3,819件（前年比2.7％増）で3か月ぶりに前年同月を上回った。成約平米単価が52.11万円（同5.7％増）、成約価格が3,369万円（同7.1％増）で、ともに2013年1月から63か月連続で前年同月を上回った。

首都圏中古戸建住宅については、成約件数が1,274件（前年比2.0％減）で3か月連続で前年同月を下回った。成約価格3,275万円（同6.9％増）で7か月連続で前年同月を上回っている。

首都圏の地域別動向では、中古マンションの成約件数は千葉県を除く各地域が前年比で増加。東京都区部は1,608件（前年比2.3％増）、多摩は376件（同増減なし）。

神奈川県の横浜･川崎市は659件（同7.9％増）。神奈川県他は255件（同3.7％増）で2月に続き共に前年同月を上回った。埼玉県は452件（同0.9％減）、千葉県は469件（同2.4％増）となっている。

中古戸建住宅の成約件数については、東京都区部は236件（前年比6.7％増）、多摩は179件（同9.8％増）。

神奈川県の横浜･川崎市は200件（同2.4％減）。神奈川県他は151件（同6.8％減）。埼玉県は226件（同14.7％減）。千葉県は279件（同0.7％減）となっている。

（画像は東日本レインズトップページより）




東日本レインズ「月例マーケットウオッチ」
http://www.reins.or.jp/trend/mw/index.html