半数以上が宅配便に日時指定
インターネット通販の普及によって急激に需要が伸びている宅配ボックス。そこでマイボイスコムは5月30日、「宅配便の受け取り方法」に関するインターネット調査の結果を発表した。
調査の結果から、直近1年間に配達された宅配便のうち、再配達の割合は「1~2割くらい」が4割弱であることがわかった。「ほぼ毎回、直接受け取る」は2割にとどまっている。
また、再配達を防止するためにしたことは「日時指定便にする」が5割強、「配達予定日時の通知メールを設定」、「都合が悪くなったら、配達業者に連絡し日時・場所を変更」が各1割強だった。
宅配便の配達頻度と受け取り方法
直近1年間に宅配便の荷物が配達された頻度は、「月に2~3回」が最も多く36.5%。次いで「月1回」が19.9%、「週1回」が15.3%と続く。
また、直近1年間の宅配便の受け取り方法は、「自宅で直接受け取る」が97.2%と圧倒的に多い。「宅配ボックス」が10.9%、「コンビニ・スーパーなどの店頭受け取り」が7.5%となっている。
では、再配達の比率はどうだろうか。再配達となった割合が「1~2割くらい」が37.9%、「ほぼ毎回、直接受け取る」は19.8%となっている。再配達になる割合が高いのは、若年層が多い。
宅配ボックスを設置している集合住宅は13.1%
宅配便受け取り方法の希望で、最も多かったのは「自宅で直接受け取る」の87.3%。次いで「宅配ボックス」20.0%、「コンビニ・スーパーなどの店頭受け取り」16.8%。
10~30代の人たちが、「宅配ボックス」と「店頭受け取り」を希望していることもわかった。
現在、宅配ボックスを導入している集合住宅居に住んでいる人の割合は13.1%。「宅配ボックス」の利用者が10.9%にとどまっているのは、宅配ボックスがまだそれほど普及していないのも一因といえそうだ。
(画像はプレスリリースより)
宅配便の受け取り方法のアンケート調査 - マイボイスコム株式会社
https://www.myvoice.co.jp/biz/surveys/23808/index.html