『サマリネットシリーズ』などを手がける企業
株式会社マーキュリーは、東急東横線・綱島駅の新築分譲マンション相場を調査し、その結果をまとめたレポートを2018年7月19日に発表した。
同社は、新築マンション業界で導入シェア9割を誇るマーケティングシステム『サマリネットシリーズ』の提供などを手がける企業。
新駅の開業工事と2つの再開発が進行
東急東横線・綱島駅の周辺では現在、全国的に見ても希少な新駅の開業工事が進んでおり、2つの再開発プロジェクトも進行している。
プロジェクトの一つは、東横線・相鉄線直通の新駅『新綱島駅(仮称)』開業に伴う東口駅前の大規模再開発。もう一つは、本年3月にオープンした綱島東4丁目の複合再開発『Tsunashimaサスティナブル・スマートタウン(綱島SST)』。新駅の開業に加え、こうした街の再開発の影響もあって、同エリアでは新築分譲マンション相場が急激に上昇している。
坪単価上昇率は40.1%に到達
同エリアでは、2014年の「駅前再開発の検討開始」を契機として、平均坪単価が右肩上がりの推移を開始。2016年の「駅前再開発の都市計画決定」および「綱島SSTの構想発表委員会開催」を経て、2017年には264.5万円と過去最高をマークした。2011年と比較した場合の坪単価上昇率は、40.1%に達している。
マーキュリーは、東急東横線の他駅の坪単価上昇率が19.4%であることを鑑み、綱島駅の注目度の高さが伺えると考察している。
(画像はプレスリリースより)
綱島駅再開発に伴う新築分譲マンション相場動向 - 株式会社マーキュリー
https://mcury.jp/news/480/