第2四半期都市別投資額で、東京は4位
ジョーンズ ラング ラサール株式会社は、2018年8月14日、2018年上半期における世界の商業用不動産投資額についてまとめた投資分析レポートを発表した。
同社は、米国シカゴに本社を置く総合不動産サービス大手企業。同レポートによると、2018年第2四半期における都市別投資額で、東京は4位となっている。
アジア太平洋地域は好調、日本と中国は減速
同レポートによると、2018年上半期における世界の商業用不動産投資額は、3410億ドルとなった。この額は、前年同期比で13%増にあたる。2018年第2四半期の投資額については、前年同期比10%増となる1730億ドルをマーク。上半期の投資額としては、2007年上半期以来の高い水準を示している。
アジア太平洋地域について見ると、2018年上半期投資額は810億ドルとなった。この額は、前年同期比で29%増にあたり、上半期の投資額としては同地域の最高額となるもの。この結果は、香港・韓国・オーストラリアでの投資活動が活発化したためであると、同社は考察。一方、日本と中国では投資活動が減速したと指摘している。
価値ある不動産の機会やスペースを提供
同レポートでは、2018年第2四半期の都市別投資額も公表している。最も投資額が多いのは、158億ドルのロンドン。2位には157.9億ドルでニューヨークがつけ、3位には146億ドルで香港が続いている。東京は、124億ドルで4位につけた。
同社は今後も、顧客のアンビション実現を支援すべく、価値ある不動産の機会やスペースを提供するとしている。
(画像はプレスリリースより)
世界の商業用不動産投資額 2018年上半期 - ジョーンズ ラング ラサール株式会社
http://www.joneslanglasalle.co.jp/