東京カンテイ、主要都市圏における新築小規模一戸建ての住宅平均価格を発表不動産投資ニュース.com

東京カンテイ、主要都市圏における新築小規模一戸建ての住宅平均価格を発表

　2018年8月12日 15:00

「50平米以上100平米未満」などの条件を満たす物件が対象

株式会社東京カンテイは、2018年7月の主要都市圏における新築小規模一戸建ての住宅平均価格を算出し、2018年8月9日に発表した。

この住宅平均価格は、「敷地面積が50平米以上100平米未満」「最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内かバス20分以内」「木造」「土地・建物ともに所有権の物件」という条件を満たす物件を対象として、集計・算出されたもの。

都の反転下落が影響し、首都圏域全体が下落

首都圏における7月の新築小規模一戸建て住宅の平均価格は、4492万円となった。前月比ではマイナス1.8％であり、7ヵ月ぶりに反転下落した形となっている。

エリアを詳細に見た場合、東京都は5221万円であり、マイナス2.9％で6ヵ月ぶりに下落。神奈川県は、プラス0.5％の4103万円をマークした。千葉県は3835万円であり、マイナス2.2％で反転下落。埼玉県は、マイナス0.5％の3529万円となり、2ヵ月連続で下落している。

首都圏全体の小規模戸建て価格は、この半年間、上昇傾向が続いていた。しかし今月は東京都の反転下落の影響が大きく、圏域全体としても下落へ転じている。

大阪府と兵庫県は共に連続上昇

近畿圏における7月の新築小規模一戸建て住宅の平均価格は、3247万円となった。前月比ではプラス0.8％となり、3ヵ月連続で上昇を示す形となっている。府県別に見ると、京都府はマイナス1.8％の3111万円と反転下落をマークしたが、大阪府と兵庫県は共に連続上昇を示した。

中部圏の愛知県は、前月比マイナス3.1％の3843万円となり、反転下落。中部圏全体では、マイナス2.5％の3778万円となり、3ヵ月連続で下落している。

（画像はプレスリリースより）