7月の住宅着工数0.7%減の8万2615戸、2か月連続で減少
国土交通省は8月31日、平成30年7月分の住宅着工統計を公表した。
これによると7月に新設された住宅の着工数は、8万2615戸だった。利用関係別では持家が増加へと転じたものの、貸家と分譲住宅が減少しており、全体で前年同月比0.7%減少した。2か月連続での減少となった。なお季節調整済年率換算値では95.8万戸で、前月比4.7%増となっている。
持ち家0.3%増、3か月振りに増加へ
新設住宅着工の動向を利用関係別にみると、持家が前年同月比0.3%増で、6か月振りの増加となった。
貸家は前年同月比1.4%減となり、14か月連続で減少している。分譲住宅は前年同月比0.7%の減少で、2か月連続で減少している。
分譲住宅の内訳をみると、分譲マンションが前年同月比4.0%減少し、2か月連続で減少。その一方で、分譲一戸建住宅が前年同月比2.5%増となり、4か月連続で増加傾向を維持している。
利用関係別の数値を季節調整済年率換算値でみてみると、持家は前月比3.8%増、貸家は前月比2.0%増、分譲住宅は前月比14.4%増だった。
(画像はプレスリリースより)
国土交通省のプレスリリース
http://www.mlit.go.jp/common/001250900.pdf