東京23区と千葉市の市況、「やや悪い」から「悪い」へ
タスは10月31日、「賃貸住宅市場レポート 首都圏版・関西圏・中京圏・福岡県版 2018年10月」を発表した。
レポートから、2018年第2四半期における1都3県賃貸住宅市況図をみてみると、東京23区では、台東区が「やや悪い」から「やや良い」に改善した。
その一方で、千代田区が「良い」から「やや良い」、墨田区が「やや悪い」から「悪い」、品川区が「やや悪い」から「悪い」、豊島区が「やや良い」から「やや悪い」、荒川区が「良い」から「やや良い」に悪化している。
首都圏全体では、東京23区全体と千葉市が、「やや悪い」から「悪い」に悪化した。
トレンド上昇地域横ばいで推移
2018年第2四半期における1都3県賃貸住宅市況におけるトレンド状況でも、トレンド上昇率は鈍化している。下降を示す地域は第1四半期の22地域から18地域へと減少しているのものの、上昇を示す地域は第1四半期と横ばいの5地域にとどまっている。
東京23区内では、トレンドが上昇を示す地域もみられるが、東京市部や周辺の県では好転の兆しが見られない。
(画像はプレスリリースより)
(分析:株式会社タス)
株式会社タスのプレスリリース
https://www.atpress.ne.jp/news/169578賃貸住宅市場レポート 首都圏版・関西圏・中京圏・福岡県版 2018年10月
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