路線の駅ごとに平均坪単価を算出
株式会社東京カンテイは、2018年10月30日、小田急多摩線における駅別中古マンション価格を発表した。
この価格は、東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンションの売り希望価格を元に、路線の駅ごとに平均坪単価を算出したもの。今年4月から6月までに集計したデータが元に、現状価格を弾き出している。
最高値をマークしたのは、165万円ではるひ野駅
東京カンテイの調べによると、小田急多摩線における中古マンションの坪当たりの平均価格は、140万円となった。1年前と比べた場合、金額としては11万円、比率としては7.1%の下落となっている。
同沿線エリアにおける事例数については、377件となり、前年より15件の増加をマーク。平均築年数は、前年の17.8年から20.7年となった。平均専有面積は79.01平米となり、前年の81.31平米より縮小している。
同線区間内で最高値をマークしたのは、165万円ではるひ野駅エリアとなった。事例の約6割が集中する新百合ヶ丘駅エリアでは、築浅物件が減少したため7%台の下落を見せたことに、東京カンテイは注目している。
江ノ島線相模大野駅~片瀬江ノ島駅間も発表
なお今回の発表では、小田急江ノ島線の相模大野駅~片瀬江ノ島駅間の駅別中古マンション価格も明らかにされた。
同区間の坪当たりの平均価格は123万円となり、前年より5万円、4.4%上昇している。最高値は、片瀬江ノ島駅エリアの192万円。藤沢駅エリアが反転増で9%の上昇を示したことに、東京カンテイは注目している。
(画像はプレスリリースより)
駅別中古マンション価格 多摩線 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/wayside_station/523