データベースに登録された価格を元に算出
株式会社東京カンテイは、2018年11月6日、JR青梅線沿線エリアの駅別中古マンション価格を発表した。
発表されたこの価格は、同社が保有するデータベースに登録された中古マンション(ファミリー)の売り希望価格を元にして、同線の駅ごとに平均坪単価を算出されたもの。
最高値はマークしたのは、立川駅の160万円
今回の発表によると、JR青梅線(立川駅~奥多摩駅)における中古マンションの坪当たりの平均価格は、105万円となった。1年前の数値と比較した場合、価格としては10万円、比率としては10.4%上昇した形となっている。事例数は、前年より7件増加して1064件をマーク。平均築年数は、24.2年となった。
同線エリアにおいて最高値はマークしたのは、立川駅の160万円。同駅は、JR東日本の3路線が乗り入れることもあって好調であり、一昨年は151万円、昨年は153万円と、順調な推移を見せている。また、事例数も300件を超えており、平均専有面積も8平米拡大。ファミリー層に人気を誇っている。
事例数50件未満が続いている拝島駅
今回の発表において東京カンテイは、拝島駅に注目。同駅は、JR東日本と西武鉄道の2社4路線が乗り入れるターミナル駅だが、事例数は50件未満が続いている。価格も、前回の2桁上昇から横ばい状態へ転じた。
同社はまた、前期は20%増を見せた福生駅エリアが、微増へ転じたことにも注目。レトロな街並みで知られる青梅が、横ばい状態となったことにも着目している。
(画像はプレスリリースより)
駅別中古マンション価格/JR青梅線 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/wayside_station/524