ユーザーの属性情報からレコメンデーション
iYell株式会社は、2018年12月6日、住宅ローンレコメンデーションエンジンをリリースしたと発表した。
同社は、『住宅ローンの窓口』の運営などを手がける住宅ローンテック企業。今回リリースされたレコメンデーションエンジンは、ユーザーの属性情報から住宅ローンを選んで提案するというもの。
ライフプランに合わせた住宅ローンの提案を実現
iYellの『住宅ローンの窓口』では、ユーザーの情報や今後のライフプランに合わせ、最適な住宅ローンの提案を行っている。しかし、住宅ローンは全国の金融機関が扱っており、商品数は1000以上におよぶ。そのためローン選択業務は、専門的な知識が必要とされ、また属人的になりやすいという課題があった。
同社の住宅ローンレコメンデーションエンジンは、こうした課題を解決すべく開発されたもの。同エンジンは、年齢や年収といった基本情報および希望する金利タイプから、最適な住宅ローンを抽出。返済計画表も同時に作成し、ライフプランに合わせた住宅ローンの提案を実現する。属人的だった業務の効率化を実現すると、同社は自負している。
『住宅ローン窓口オンライン』『ダンドリ』にも搭載を企図
iYellは今後、この住宅ローンレコメンデーションエンジンを社内オペレーションツールとして利用する。また、住宅ローンに特化した情報を発信する『住宅ローン窓口オンライン』や、住宅ローンの取引管理を行うスマートフォンアプリ『ダンドリ』にも、搭載を企図。誰でも最適な住宅ローンを選択できる環境を構築するとしている。
同社は今後も、「家を買いたいすべての人」に、最高の住宅ローンを提供する社会の実現を目指すとしている。
住宅ローンレコメンデーションエンジンをリリース - iYell株式会社
https://iyell.co.jp/recommendationengine/