中古マンションの住宅ローン審査に特化したAI「OlivviA」、提供開始不動産投資ニュース.com

中古マンションの住宅ローン審査に特化したAI「OlivviA」、提供開始

　2018年12月7日 06:00

フィンテックと不動産テックに特化した企業

株式会社ワンダラスは、2018年12月3日、同社が開発した担保評価AIプロダクト『OlivviA（オリビア）』の提供を、住宅ローンサービスを行う各種金融機関向けに開始した。

同社は、フィンテックと不動産テックに特化したAIスタートアップ企業。『OlivviA』は、日本で初めて中古マンションの住宅ローン審査に特化したAIプロダクトとなっている。

「ITとAIの力を駆使してwondrousな価値を創造する」

ワンダラスは、「ITとAIの力を駆使してwondrousな価値を創造する」という企業理念を掲げ、金融不動産領域における革新的なサービスのワールドワイドな提供を目指している。国内不動産テック領域では既にプロダクトを展開しており、国内外フィンテック領域においてもプロダクト展開を図るべく、『OlivviA』は提供が開始された。

『OlivviA』は、同社がwebメディア運営において蓄積したデータを活用することで実現した、機械学習型の画期的な担保評価AIサービス。現在は、一都三県の各種中古マンションの担保評価に対応しており、今後1年以内には関西圏を含む日本全国の中古マンションの担保評価に順次対応して行く予定だという。

各種金融機関への『OlivviA』導入を進める

『OlivviA』についてワンダラスは、与信審査のスピードアップと正確性の向上、そして業務効率化の促進を、金融機関において実現すると確信している。今後は、メガバンク・地銀・信金・ネット銀行・モーゲージバンクといった各種金融機関への『OlivviA』導入を、金融機関向けSIベンダーなどと協業も図りながら進めるとしている。

また同社は現在、担保評価AIのシステムについて、特許出願を行っている。